Masaさん
以前の説明で、オーディオ周りの整え方、いくつかメリットデメリット教えてくださったんですが、Masaさんは結局どれにしたんですか?
そして、なんでそれを選んだのか教えて欲しいです!!

Mihoさん
以前の記事で、さらっと話したんですが
僕は、1DINのオーディオにタブレットホルダーをつけてiPadを設置しています。
iPadを主戦場に持ってきた理由をはなしていきますね。

まずは、完成図

iPadAir第4世代をセット
槌谷ヤック タブレットホルダー(上段)
カロッツェリア MVH-6600(下段)

オーディオスペースに取り付けるタブレットホルダーにiPadAir(第4世代)をセットして、車両側のユニットにはカロッツェリアのMVH-6600を選択しました。
iPadへの電源供給用のケーブルをスマートに出すために、右側のワイド用のスペーサーは外しています。

アトレーにはフロントスピーカーがドアに設置されているので、標準的なオーディオユニットが取り付けできます。ハイゼットカーゴの下位グレードの場合だと、車両にスピーカーが付いていないので、スピーカー内蔵のユニットをつける必要があります。(純正でついている場合もあります。)

また、アトレーでRSグレードの場合は、ステアリングリモコンが標準で付いているので、ステアリングリモコンに対応したユニットを選択すると、オーディオの操作をしたいときに、タブレットを移動させる必要が少なくなります。

オーディオユニットからiPadへの電源供給ができない(出力が足りない)のと、乗降時にエンジンオフで再生は止められるが、エンジンオンで再生が始まらないので、あえてオーディオとiPadは接続なしで使用しています。

タブレットホルダーの小物入れ部分には、配達で必須のボールペンの予備を入れています。

休憩時には持ち出しも可能

当初はiPadMini(第7世代)で運用していたのですが、休憩時に作業するための外部接続機器が多く
iPadMiniの場合、キーボード・マウス・スタンドの3つが必要でした
それをiPadAirに変えることによって、MagicKeyboard一つで完結させることができます。
MagicKeyboardはiPadから電力供給を受けているので、入力デバイスの充電を気にしなくてよくなったのもメリットです。

比較対象にしたものは?

今回については検討する余地はありませんでした。

以前に自家用車で乗っていたカローラスポーツにはディスプレイオーディオがつていました。
iPhoneと接続してCarPlayで使っていましたが、一部のアプリでしか連携ができない。GoogleMapでは接続状態で目的地の設定が難しいということで、ディスプレイオーディオは配達用途では最初から検討の外でした。

カーナビはiPhoneとの連携ができる機種が予算内で用意できない

ということで、車の購入段階で1DINオーディオ+タブレットの構成でほぼ固まっていました。

アトレーの前に乗っていたピクシスバンまで遡ると、最初はタブレットを設置せず、タブレットホルダーにサブ機のiPhoneを挟んで配達していました。

タブレットを購入する際に気をつけたいこと

僕の場合は、メイン機がiPhoneなので、連携の容易さなどでiPadシリーズのどれかになることはほぼ確定でした。
メイン機がAndroidの場合には、選択肢がいくつか出てくることになると思いますが、根本的な考え方は同じです。

タブレットで確認する要素

①画面サイズ
②GPS
③通信
④メイン機(スマホ)との連携ができるか?
⑤電源が確保できているか?

画面サイズは大きければ大きいほど、表示できる情報量が増えるので便利です。ただし、タブレットホルダーが対応しているサイズに限度があるので対応サイズの範囲で選択しましょう

GPSはナビアプリ・地図アプリを使う上で、現在地を正確に表示させるために必要です。
GPS非搭載機種でもおおよその位置を表示させることはできるのですが、正確でないことが原因で誤配の原因になってしまう可能性があるので、できるだけGPS搭載機種を購入しましょう。
一部のモデルには、GPSが付いていないので、気をつけましょう

GPS機能のない端末がすでに持っている場合で、それを活用したい場合などでは外付けでGPSレシーバー・ロガーを用意するとBluetooth接続でGPSを追加することもできます。こちらの場合は、GPSレシーバーの電源管理に注意する必要があります。

通信については、通信機能のついたCellularモデルを使用するか、スマホからテザリングすることになります。スマホからテザリングする場合で自動接続に対応していない機種の場合は、スマホとタブレットが離れて接続が切れるたびに接続を手作業でする必要がるので気をつけましょう。また、Cellularモデルを使用する場合、データ通信専用で構わないですが、月々の通信料金がかかるので、そこのコストもよく確認しておきましょう。



スマホとの連携は、スマホとタブレットの間でクリップボード(コピーした内容を記録する場所)を共有できるユニバーサルクリップボード機能が便利なので、できればOSは揃えることを推奨します。ユニバーサルクリップボードは、アプリが提供されているのでそれらのアプリで補完してもいいでしょう。
その他のアプリで、クラウド型のアプリの場合はほとんどの場合でOSに関係なく連携が可能です。異なるOSでも連携ができるかは、アプリの仕様を確認しましょう。有料課金が必要なアプリの場合は、OSが違うことで個々に課金が必要にならないかも確認しておきましょう。(AppStoreやGooglePlayStoreで課金するタイプのものは、個々で課金が必要になることが多いです。)

車内でタブレットを使う場合でも、配達を目的にしていると長時間使用することになることが多いと思います。
端末のバッテリー容量にもよりますが、電源を確保しておくと安心して使うことができます。
大きい端末になるほど、電気の消耗は大きくなるので端末がUSB Power DeliveryやQuick Chargeに対応している場合は、それらの規格にあった電源を確保しておくとより安心して使うことができます。