Masaさん
最近、フーデリやってるのを見てないんですけど稼働してるんですか?
ってか、Masaさんあっち行ったりこっち行ったりで
何を基準にしてるのかわからないです。

MIhoさん
そうですね、最近はフードデリバリーはあまりやってないです。
ただ、仕事をしてないわけじゃないですよ。
ある程度、自分の決めた基準の中でどこで働くかをその都度選定しています。

まず最初に確認することは、1日いくら稼がなければいけないのか?

ここの部分は、人によって異なります。
家族構成や年齢・職業などでギグワークで稼がなければいけない金額は違って当然です。

僕の場合は、単身なので、そこまで生活所要資金は高くないです。
食費 4万
水道光熱費やインターネットなど(家事分)2.5万
家賃 4,5万
保健・年金 3万
といった感じです。
ここの合計が14万なので、月に必要な生活所要資金はこれくらいです。

これ以外に積立や貯蓄の部分
小規模企業共済 4万
iDeCo 2万
貯蓄まで含めると月に必要な金額は約20万です

経費率が30%くらいなので、月の売り上げは30万程度必要になります。

子供がいる、家賃が高い。などの場合は、生活所要資金は増えるので稼ぎを増やす必要があります。
遊びたい・無駄遣いしたい場合は、これにプラスアルファで稼ぐことになります。


この金額を元に、1日あたりいくら稼がなければいけないかを確認しています。
僕の場合だと、1日1万稼ぐのが目安になります。(僕はそこまで休みが欲しいとは思っていないです)

当然ですが、週に2日休みが欲しいなどの場合は1日の稼ぎを約14000円程度にしなければいけません

稼がなければいけない金額がわかったらそれを短時間で達成できる方法を考える

僕の場合で言うと1日1万円が一つの指標になりました。
これを達成するには、以下の中から選択することになります。

AmazonFlexなら5時間オファー+通勤時間(実働ではないので注意)
Uberなら@450円時速3件だった場合に7時間強(仮)
出前館なら@600円時速2.5件で7時間弱(仮)

この中で最も最適なものを選ぶことになります。
(AmazonFlexはオファーが取れていれば、金額が変わることはないですが、
Uberや出前館の平均単価や時速は時期によって変化するので、そこは適宜見直しをしています。)

時間という指標の中には、実働時間以外に通勤時間・待機時間なども含めます。

Amazonを選択して、通勤が片道1時間だった場合、すべての所要時間は7時間になります。
こうなると出前館の方が早く目標額を達成することができます。
1つだけで目標額に届かない場合は、2つ以上を組み合わせることになります

次に考えることは?

LTVを考慮します。
LTVとは、顧客生涯価値のことですが、
この指標は、1人の顧客が、生涯で自分にもたらしてくれる価値のことを言います。
LTVは継続的に取引しないと維持向上できないものもあれば、一時的な取引でも維持向上に影響がない場合もあります。
通常は、継続的に取引を続けないと維持向上は難しいですが、
Uberや出前館は、継続して取引をしなくてもLTVの維持向上に占めるウエイトが非常に低いです。
AmazonFlexは継続的に稼働することによって、より安定してオファーが取れるようになるアーリーアクセスがあるので、継続的に稼働する理由になります。(AmazonFlexの仕事は単価は割といい水準で安定しています)

継続的に取引をしてLTVのい維持向上に勤めたとしても、元の水準が低い場合は、維持向上に注力するよりも
LVTへの影響が少ないプラットフォームで働く方がいい場合もあります。

Uberの日跨ぎクエストはLTV向上の一つの要因ですが、
コミットするリスクに対して報酬があがる金額がバランスが取れていないと感じています。

先の例で言えば、1万円を達成するのに、出前館なら7時間弱AmazonFlexなら7時間といった場合でも
継続的にに稼働して安定して@2000円を得られるのであれば、出前館よりもAmazonFlexを選ぶ理由になるということです。

時給換算の計算に意味はある?

これは、計算して出た結果に対して何らかのアクションを取る、とったアクションに対しての検証結果としての算出であれば意味があると思います。

時給換算=「1時間あたりに稼ぐことのできる金額」ですので
生産性と捉えることができます。

生産性を高く維持することは経営する上で非常に重要な要素となります。

アクションなしに計算だけして、一喜一憂しているのであれば算出することに意味はないです。
何らかのアクションを起こすために、生産性の算出をしましょう。

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