Masaさん
メール便配達の仕事をもらったって聞きました。
どんな感じなんですか?
バイクの装備とか変えたりしたんですか?

Mihoさん
昔お世話になってた方からのお願いで、メール便の配達のお仕事をさせていただくことになりました。
それに伴って、トリシティの仕様を一部変更したので、今回はこちらにていて話しますね。

始めた当初はNinja400で配達することも考えたのですが、
乗り降りの回数が非常に多くなる関係で、乗り降りに時間のかかるNinja400での配達は生産性の低下が著しいと判断したので、トリシティを常用することにしました。

まずは外観から

こっちからだとマフラーが見えない・・・

変更箇所は大きく分けて4箇所

変更点はこの4つ!!

キーレス化(ワイヤレスキー仕様)
ボックスを背面開きのボックスから側面開きのものに変更
サイドスタンドを出した時のエンジンストップを解除
マフラーは純正に戻しました

①自作のワイヤレスキーを導入

フードデリバリーと違って、メール便の配達はバイクの乗降回数が極端に増えます。
フードデリバリーだと1時間あたりピックアップ/ドロップ各3回から4回(合計6回から8回)程度に対して、
メール便の配達は1時間あたり多いと50回を超えます。

そのため、その都度キーの抜き差しをしていると相当な時間を消費することになります。
かといって、鍵を差しっぱなしにしているのは防犯上好ましくないので、
物理キーを抜き差しすることなく、ワイヤレスリモコンでACCのオンオフを制御できるように部品を追加しました。

②ボックスを、背面開きのものから側面開きのものへ変更

アルファオート
ジャイロキャノピー用ボックス

JMS
ラゲージLボックス B-26

当初、デリバリー用としてアルファオートのジャイロキャノピー用のデリバリーボックスを使っていました

こちらのボックスは開口部が背面のため荷物を取り出すのに、その都度バイクの背面に回らなければいけません。

荷物を取り出す回数も必然的に増えるので、1回がわずかな時間もつもりに積もると大きなロスにつながります。

また、運搬物が紙がメインのため、大きなボックスをつけても積載超過になってしまい、ボックスやキャリア・車両の損傷に繋がる可能性があるため一回り小さなボックスで、車両の側面に開口部を設けられるボックスに変更しました。

ボックスはJMSのラゲージLボックス B-26の黒色を使用しています。

③サイドスタンド展開時のエンジンストップを解除

ほとんどのサイドスタンド装着車には、安全装置としてサイドスタンドを展開した際にエンジンが停止するようにスイッチが設けられています。

フードデリバリーの場合には、乗降回数もそこまで多くなく車両への負担が少ないのですが、
乗降回数が多くなると、走行充電に対して始動回数が多くなりセルモーターやバッテリーへの負荷が大きくなるため、サイドスタンドを展開した場合にもエンジンが止まらないように加工をしました。

④マフラーは純正に戻しました。

フードデリバリーでは、主に市街地で広域を走るので、騒音などによる苦情はほとんどありませんが、

メール便配達では、狭域を毎日のように走るので、騒音などによる苦情を回避するために、純正マフラーに戻しました。

マフラーの消音対策ができれば戻すかもしれないです。

このままでもフードデリバリーにも使えます。

ボックスの変更により、積載性能が下がっています。(体積比で約50%ダウン)
ただ、自分は、率先してコストコなどに行くタイプではないので、類い稀な量の大量案件でなければ、このままフードデリバリーに使うことも出来ます。

充電設備や、スマホホルダーなどはそのまま残しています。