Masaさん
配達で使う車のオーディオ・ナビ周りをどうするか迷ってます。
カーナビして欲しいけど、高いものが多いし
最近新しくディスプレイオーディオなんてのも出てますよね?
それぞれのメリットとデメリット・結論的にお勧めがどれか教えてくれませんか?
Mihoさん
軽貨物で使うオーディオ・ナビの種類とメリットデメリットが知りたいんですね。
いくつか選択肢がありますが、メリットやデメリットがあるので、
それぞれの特性を理解して自分に合ったものを選んでください
考えられる選択肢はざっくり以下の4つで単独かいくつかを組み合わせる方法にになると思います。
①ラジオ・オーディオのみでナビやその他の便利機能はスマホに頼る
②カーナビを購入してルート検索などをナビに頼る
③ディスプレイオーディオを取り付けて、スマホを接続し画面の小ささを補う
④タブレット(または別のスマホ)を設置して、ナビや便利機能を配達用のスマホと分ける
ラジオ・オーディオのみでナビやその他の便利機能はスマホに頼る
オーディオはラジオ・CD・USBなどで聴くことだけに特化して車両に配達としての便利機能を持たせない方法です。
メリット
①単純に安くつきます。
車両にスピーカーがない場合の車種でもスピーカー内蔵のユニットがある。その場合でも部品代だけだと10000円程度です。中古車などですでに付いている場合には、追加で費用をかける必要がありません。
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②1DINユニットの場合は収納スペースが増える
ヘッドユニットが1DINの場合は、空いたスペースに収納スペースが作れます。
ボールペンなどのこまごましたものの収納に便利です。
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デメリット
①スマホ・人への負荷が大きい
全ての配達機能をスマホで完結させるので、スマホへの負担が大きくなります。
画面が小さく、アプリを複数表示させるのが難しいので、異なるアプリを行ったりきたりで操作が多くなり、人への負担が大きくなります。
カーナビを購入してルート検索などをナビに頼る
一般的な車載のカーナビを設置してエンターテイメントやルート検索をカーナビに頼る方法です。
メリット
①カーナビにルート検索を頼るので、荷物情報を確認するなどの際に画面の切り替えが必要なく、スマホへの負担が減ります。
②休憩中などにテレビを視聴することができます。(チューナー搭載機種の場合)
デメリット
①カーナビ本体や、取り付け費用が高くなりがちです。
一般的に10万を切ることはほぼありません。メモリーナビなどで本体を安く抑えることができますが、情報量が少ない問題があります。
②地図情報の更新が必要です。短期スパンでは必要ないですが長年使っていたり、中古のナビを購入するなどした場合に、地図情報の更新が必要になります。
③目的地の入力が都度必要です。カーナビとスマホが連動していないので、目的地を調べたい場合には、その都度入力する必要が出てきます。
ディスプレイオーディオを取り付けて、スマホを接続し画面の小ささを補う
ディスプレイオーディオを設置して、スマホと接続しスマホの画面の小ささを補完する方法です。
最近では純正オプションで採用されている車種も出ていきています。
メリット
①大型ディスプレイを使用しているので、大きな画面で情報を確認することができる。
②スマホの情報を映しているので、GoogleMapなどでナビを使う際に入力の手間がない。
デメリット
①対応アプリが少ない。AppleCarPlayやAndroidAutoを使うので、アプリが対応していないと表示させられない。配達アプリはほぼ全てが未対応
②車の乗り降りのたびに接続が必要
僕は、ディスプレイオーディオを自家用車(カローラスポーツ)で使っていましたが、
使い勝手がいいとはあまり思いませんでした。
社外品でも5万前後、純正オプションだと10万近くするので、配達目的での導入には慎重になる必要があります。
タブレット(または別のスマホ)を設置して、ナビや便利機能を配達用のスマホと分ける
オーディオ関係は好きなものを選択して、配達に必要な情報収集をタブレットや別のスマホに頼る方法です。
画像では、オーディオスペースにホルダーを取り付けていますが、他の方法で、他の場所に設置する場合でも同様となります。
オーディオスペースにホルダーをつける場合のボックスです。Amazonの販売ページです。
メリット
①レイアウトの自由度が高くなります。オーディオスペースにホルダーをつけない場合は、オーディオの選択肢が自由になります。(オーディオスペースにホルダーをつける場合は、オーディオは1DINのものに限定されます。)
②情報量がカーナビに比べて圧倒的に多くなります。地図だけでなく渋滞情報や、宅配アプリなどもガンガン使えます。
③簡便に取り付けされているので、持ち出したり別作業(別車両)でも使うことができます。
デメリット
①毎月の通信費が増えます。タブレットにかかる通信料が発生します。(またはテザリングの場合、スマホの通信量が増えるので、通信料が増える可能性があります。)テザリングの場合には、スマホがタブレットから離れるたびに接続作業が必要な場合もあります。
②端末の充電が必要です。充電が切れると使えなくなります。スマホとは別にタブレットの充電環境が必要になります。
③スマホとタブレットが連動していない場合は、住所などはその都度入力する必要がある。(ユニバーサルクリップボードアプリで補完する必要がある。)
④端末にGPSユニットが搭載されていない場合、位置情報にズレが出ることがある。
タブレット設置時に気をつけるべきこと
設置場所によっては車検に通らなくなったり、交通違反になる可能性があります。。オンダッシュモニターが規制対象になったとの同じように、タブレットでも規制の対象となります。
(前方2m地点で右70cm左90cmの間に立っている直径30cm高さ1mの円柱が視認できることが条件になります。)
タブレット(カーナビ)が原因で死角ができて、子供を事故に巻き込んでしまうことが増えたために制定されています。
簡便に取り外すことができるので、車検は問題なくクリアできる可能性が高いですが、普段使っている場合にも安全のために視界が確保できるように設置しましょう。
僕は、タブレットを別で設置する方法を採用しました。
毎月のコストはかかりますが、トータルで考えた時に、コストに対する生産性が一番高いと感じました。
軽貨物でなくても、フードデリバリーで端末を2台もって、それぞれに役割を持たせている人は多くいます。
僕が採用した、1DINオーディオとタブレットホルダー・iPadの構成を紹介しています。