Masaさん
前に乗ってたPCXと
今乗ってるトリシティにはスライドキャリアが付いてますよね?
Masaさんはどうしてスライドキャリアにしたんですか?
普通のキャリアじゃダメなんですか?
Mihoさん
僕も最初に乗っていたPCXは固定式のキャリアを使ってました。
僕がスライドキャリアにした経緯はいくつか理由があるので、
順に説明していきますね。
全長が長くなることによって、小回りが効きにくくなる
これは、正直シーンが限定されているので、ピンとこない人が多いかもしれません。
僕は、自宅の駐輪場が狭くて毎日のことだったので、身に染みています。
配達先が袋小路の奥などで、バイクの方向を反対に向ける時、切り返しをすると思います。
その切り返しの際にキャリアやボックスが当たって、切り返しができなかったり、
後退させながら、バイクを出すことになります。
車種や、キャリアのメーカー・取り付け方法によっても異なりますが、
おおむね、30センチくらい後方に全長が長くなります。
これがスライドキャリアにすることによって全長の延長幅が10センチ程度まで少なくなります。
日常ユース(日常配達ユース)で、ここまで気になる人は少ないと思いますが、
大なり小なり小回りは効きにくくなります。
バッグを背負うのをやめたかった。
これも人によると思うですが、
体力の低下と共に、バッグをバイクに据え付けることを検討していました。
バッグを背負うことをやめることによって、肩や、腰への負担が減り、バッグを背負っている時よりも長時時間の稼働が可能になります。
バッグをバイクに据え付けるにあたって採用した方法が、折りたたみコンテナなどをキャリアに取り付け、そのコンテナに、バッグを入れるという方法でした。
折りたたみコンテナを取り付けるにあたって次の懸案事項がコンテナを取り付ける方向
コンテナを横向きにつけると左右にせり出してしまって、すり抜けの際の接触リスクが高まる。
コンテナを縦むきでつけると全長が長くなる。前後の重量配分が悪くなり、ハンドリングに影響が出る。
コンテナが大きく後ろにはり出すことによって座席高の高い車両が後続車の場合に、
ブレーキランプ・ウィンカーが隠れてしまい、意志を伝えることができなくなり、事故を誘発する可能性があります。
ということで最終的な結論は、固定キャリアの後端とコンテナの後端を合わせて全長を抑える方法を選択しました。
これにより、シートが開かなくなりました。
PCXの場合は、給油口がメットインの中でないので、給油は問題ありませんでした。
とりあえずはこれで運用
困ったのが、廃棄の発生
通常時は問題ないのですが、困ったのが廃棄の発生時
メットインが開けられないので、
収納スペースはバッグ一個分しかありません。廃棄が出ると稼働に制限がでました。
ということで、メットインを使えるようにするための選択がスライドキャリアでした。
バッグを担ぎたくない
狭い道を通らなければいけない(取り回しを確保したい)
すり抜けを多用し、後ろの接触リスクを下げたい
バッグを縦向きで設置する場合で、灯火類の視認性を確保したい
メットインのスペースを使いたい(あるいは給油口がメットインの中にある)
トリシティはそれを見越して全体像を決めてから購入
スライドキャリアを使う
自分の場合は、全長を伸ばさないことがマストなので
固定キャリアだとメットインが開かなくなり、給油ができなくなります。
そのために、スライドキャリアが必須でした。
それに合わせて、ルーフはゾロのセンター支柱タイプ
スライドキャリアをつけた状態で取り付け可能な屋根は
ゾロワークスのセンター支柱タイプのルーフカウル
車両は、125cc後期か155cc
ゾロワークス ルーフカウルでセンター支柱対応車種は
トリシティ125ccの後期モデル(ブルーコアエンジン車両)または、155ccで限定されたため、125ccの後期モデルを購入
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