Masaさん
これからバイクでデリバリーの仕事を始めるんですが、
これがおすすめ!!これはあったほうがいい!!ってものがあったら教えてください。

Mihoさん
バイクでデリバリーの仕事を始めるんですね。
配達効率を上げたり、体やバイクへの負担を減らすために
あったほうがいいもの、お勧めできるものをいくつかピックアップしていきますね。
大きく分けて、
稼働時間を増やすもの、
配達時間を短縮するものに分けて話しますね。

稼働時間を増やすもの

ロングスクリーン

純正オプションの例

汎用品スクリーン

1つ目はロングスクリーンです。
バイクで走っていると速度に比例して前方からの風が強くなります。
その体にかかる負担を軽減するものがロングスクリーンです。

純正でもスクリーンのついている車種は多いですが、
純正採用されているスクリーンは見た目の要素が強く、スタイリッシュに見せるために、短く作られています。
スクリーンは長ければ長いほど、体にかかる負担を減らすことができるため、ロングスクリーンは必需品と言っていいでしょう。
(長すぎるスクリーンを選ぶと、燃費に影響が出たりおっさん臭くなるのでバランスに注意しましょう)

純正オプションで準備されている車両もありますし車種専用で社外品が販売されているものもあります。

ミラーと共締めして固定するタイプの汎用品もあります。
安い汎用品はステーが貧弱で簡単に折れてしまう場合もあるので購入の場合には、商品レビューなどもしっかり確認しましょう。

元々スクリーンがついている車両(PCX・トリシティなど)は交換タイプ
純正でスクリーンのついていない車両はミラーに共締めする汎用品を選択する感じになります。

スクリーンに相当する究極形はルーフキットです。
ルーフキットは、スクリーンを延長して屋根を生成し、後端で支えるものが多いです。

サイドスタンド

2つ目はサイドスタンドです。
一部の車種には純正採用されていますが、50ccクラスなどではついていない車種も多くあります。

サイドスタンドをつけることにより、 駐車時にセンタースタンドで車両を持ち上げてたてる必要がなくなるので、楽に駐車できるようになります。

余談ですが、一度降りてから出ないと立てられないセンタースタンドと異なり、左足で簡単にスタンドを出して建てることができるので、駐車から発進・走行から駐車への動作が短くなるので、配達時間の短縮にも一役買っています。

僕はこれまで、サイドスタンドのない車両を購入したことがないので、後付けの製品にお世話になったことはありません。
キットは車種専用になっているものがほとんどなので、適合をよく確認して購入しましょう

充電設備

3つ目は充電設備です。

自転車から乗り換えされた方の中には、モバイルバッテリーを持っている方もいると思いますが、充電管理・バッテリーの設置場所に困らなければそのまま使ってもいいと思います。

バイクからスマホへの電力供給をできるようにすれば、モバイルバッテリーの管理は必要なくなります。
代表的なもので言えば、USBポートがそれに該当します。
様々な製品がいろいろな価格帯で販売されていますが、重要視するべきところは防水性です。
雨の日に使用しない場合でも、バイクカバーなどがなければ水はかかりますし、突発的な雨などで破損する可能性があります。
都度買い換えるとなると金銭的負担が大きくなるので、ある程度しっかりしたものを選択するようにしましょう。

取り付けには専門的な知識が必要になりますので、知識のない方はバイク屋さんなどで取り付けしてもらいましょう

僕は上記のデイトナのUSBポートにSPコネクトのワイヤレスチャージングモジュールを取り付けて無接点充電で運用しています。

キャリア&トップボックス

4つ目はキャリア&トップボックスです。
分類上稼働時間を増やすものにしましたが、配達効率を上げる効果もあります。

配達用のバッグを背負って配達をしますが、バッグの中に財布や飲み物・雨具などの私物が入っていると邪魔になることがあります。
また、常に余計な重量が体にかかるため負担が増えることになります。

それらをバイクのトップボックスに収納することにより、配達バッグの容積確保による配達効率の向上
私物が体への負担になることを回避できるため、稼働時間を増やすことができます。

人によっては大きめのボックスを設置して、中に保温バッグをいれ配達バッグの代わりに使う方もいます。

ボックスの種類は、目的によって選びましょう。
私物を入れるだけであれば30-40Lくらいのもの
配達バッグの代わりに使う場合は60L以上が目安になると思います。

目的にあわないサイズのボックスを選ぶと
目的のものが収納しきれない・スカスカで収納物が固定されないなどの原因になります。
大きすぎるものは接触に注意する必要が出てきます。

僕が当初にバッグを背負って配達していた時は
デイトナのマルチウイングキャリア・SHADのSH33を使用していました。
ボックスには水筒と小さめの保温バッグなどの私物をいれて運用していました。
配達物の量が少ない時には、小さいバッグに商品を詰めて配達することもありました。

大きなボックスを使って配達したい場合で、メットインを使う(シートを開閉しなければならない)場合にはスライドキャリアもおすすめです

配達効率を上げるもの

スマホホルダー

2つ目はスマホホルダーです。
配達にはスマホの専用アプリを使います。
多くの配達アプリには地図が内蔵されていて、アプリの地図を参照して配達を行うことになります。

スマホを保持したまま走行することは非常に危険な行為です。
ルートを確認して走行中には地図を確認しないという方法もありますが、ルートを確認するたびにポケットからスマホを出して・・・という一連の動作が必要になるので、配達効率が悪くなります。

前述した充電設備と一体になっている製品も多く出ています。
特に対応端末を使っている場合で無接点充電の製品を選ぶと、充電ケーブルの抜き差しの必要もなくなり、さらに効率がアップします。

ゴムなどで止めるものは脱着に時間がかかるので、配達効率に影響が出ます。ワンタッチで脱着できるものを選びましょう

僕は、SPコネクトの製品を使っています。
回転させて固定する製品なので、脱着がワンタッチです。
バネでアームを伸縮させるような構造でもないので壊れにくいです。

端末専用設計でiPhoneにより気味なので、Androidの方は一工夫必要になります。